上質な酸とのバランスが心地良い仕上がり!
ほんのりと乳酸系の香りと程良い熟成香が混じり合っています。
口中では旨味と酸が湧き出て分厚い味わいがいっぱいに広がります。
今年度分は高酒母歩合で仕込んでおり濃厚な米の旨味が熟成と共にほのかな甘味となり上質な酸とのバランスが心地よい酒質に仕上がっております。
少し燗をつけることにより、尚一層、味の深みが増します。
蔵元より・・・
酵母に限らず、風土を活かした酒造りを目指す中で酵母に合わせた酒造りを行わずにすむ方法として、自然淘汰と自然共存を意識した酵母無添加の製法にたどり着きました。酵母がなければ飲みやすさが作れないと思われがちですがこのお酒は酵母添加の有無ではなく酒質のバランスで飲みやすさがわかるお酒に仕上がりました。
2023年9月詰め口です。