●ALPHA8の進化→ついに玄米使用率が100%になり、溶解性を高めるため、より深煎りにした玄米を使用しました。

●ビールの醸造法に倣い、予め米と麹をタンク内で糖化させて醪の糖度を上げて醪のなかでも酵母の発酵を抑えることができました。

●ALPHAシリーズの全量菩提もと化に伴ってALPHA8も菩提もと化、出来上がったお酒に含まれる有機酸は前回に比べて増えました。

ALPHA8のきっかけは奈良醸造の浪岡産との出会いから、彼らが造ったビール「UNDERWATER」に感銘を受けて醸すお酒は油長酒造独自の技術。

今年度分は昨年度分と異なる焙煎の最適条件を見出し、（250℃で50秒）、麹が玄米を分解しやすい条件を見出すことに成功しました。

さらに今年度分は白麹を少量加えることで、穀物感を少し低減させメリハリのある味わいに仕上がりました。

酒色はほんのりと淡いゴールド。瑞々しさと他の風の森シリーズ同様にプチプチした炭酸ガスの刺激もあり、

ほんのりと甘く酸味も心地よく、とろみを伴いながら軽やかに広がる複雑みのある味わいがあります。
心地よい余韻の中にアクセントになるような僅かな苦みも覗かせます。

今回のALPHA８では独自の「アモルファス製法」によって玄米による仕込み（精米歩合100％）を実現することができました。
「アモルファス製法」とは、お米が持つ結晶化したデンプンを特殊な加熱処理によって非結晶化（Amorphous)したお米を使用した醸造法。

これによってお米の溶解性を高め、タンパク質や油分の分子構造を変質させることで未だない味わいの日本酒を造ることが可能になりました。

要冷蔵の生酒ですのでクール便で発送いたします。

お一人様1商品につき2本までとさせていただいております。