日本酒の色は時間と共に変化し、薄い黄緑から琥珀色、褐色へ、そして数十年で黒っぽくなります。 しかしTime Machineは新酒の段階で一般的なお酒の10年古酒ほどの深い黄色、5年で薄いコーヒー色、10年経つと醤油のような黒さになります。 また、若いときのみたらし団子や蜂蜜の風味から、徐々に香ばしいキャラメル感やスモーキーさを増し、さらにドライフルーツ、奈良漬け、醤油、干し椎茸やチョコレートへと変化していきます。 |
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今回は時間軸による変化を1セットの中で体験し、楽しんでいただけるよう3つの異なる酒造年度(2010BY、2015BY、2020BY)のTime Machineをセットとした「Time MachineS」(タイムマシンズ)を新たに販売いたします。 | |
向かって一番右側「2020BY酒」 色合いは、上槽時よりも若干飴色が付いた状態で、爽やかな蜂蜜のような甘さと酸味が調和しています。 |
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向かって真ん中「2015BY酒」
今の時点で7年の熟成を経て、甘い香りの中にはキャラメル様の香ばしい香りが混じり合い、色合いはまさにコーヒーリキュールのようです。 味わいに深みが増して全体的に円みや柔らかみ膨らんだ味わいになっています。 |
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向かって一番左側「2010BY」
12年熟成酒になります。香りは更に熟成度を増しべっこう飴や奈良付け様の香りがほんのりと漂っています。色合いは利き猪口の底の蛇の目が見えない位に色濃く醤油に近い色合いになっています。 口中では柔らかい甘味を最初に感じ、続いて酸味と旨味が優しく広がります。決してしつこくない味わいで後口も綺麗にキレてゆきます。 |
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