お酒造りに用いる桶には、吉野杉の密植と言われる方法で育てることで年輪幅が細かく均等になり、
お酒が漏れにくい桶の部材に育てる林業法を江戸時代には確立し行っていました。
その条件が整った木材に育てるまでは樹齢100年以上掛かることが多く
その部材を活かして造られた木桶で醸したお酒であることから
「百年杉 木桶仕込み」と命名しています。
山廃仕込みならではのしっかりとした酸の強い酒ながら
穏やかな吉野杉の香りに包まれた優しい口あたりも持ち合わせ
木樽仕込みのナチュラルな味わいを表現できました。
その年ごとの気候の特徴を抑えるのではなく活かすことで存在感のあるお酒に仕上がっています。
さらに熟成が進むにつれて円熟するので年数とともに熟成の深みをお楽しみいただけます。
「百年杉 木桶仕込み2021by火入れ」 と 「百年杉 木桶仕込み2022by火入れ」 の2種類がございます。