2023BY酒、黄金色に輝くデザート酒、無濾過の生原酒が入荷いたしました。!
天保13年の創業以来160年の歴史豊かな酒蔵。自然豊かな京丹後の久美浜で昔から絶えることなく湧き出る天然水を使って仕込んでおります。生産量は年間500石、その一本一本が日本海の厳しい冬の気候風土・原料へのこだわり・熟練の杜氏の技が織り成した独自の味わいです。
今回ここに紹介させていただくお酒は江戸時代の造りを再現した超甘口酒です。酒母は江戸時代の主流であった「生もと」で造っています。「Time Machine」(タイムマシン)の「もと」は、築百六十年の蔵に住み着いている酵母の力を借りてつくります。
現代の日本酒と比べて2~3倍の酸、5~7倍のアミノ酸がある超甘口のお酒ですが不思議なほどあとに残りません。まさにドイツワインのアウスレーゼのような蜂蜜っぽい甘さが特徴です。
中国・明時代の『三才絵図』なる図鑑百科辞典に触発された大阪の医師・寺島良安が『和漢三才絵図』という図解百科辞典を出版したのが、301年前の江戸時代のこと。
「Time Machine」は、『三才絵図』の最終巻・第105巻「醸造類」の記述を基に、現代に復活させた「江戸流生もと純米酒」です。
原酒ではアルコール度数こそ現代的に16度を軽く越えますが、その他の精米歩合や自然の恵みだけで作る醸造方法は江戸時代そのものです。
炊きたて御飯のような香り、ドイツワインのアウスレーゼのような酸に包まれた甘さ、今年も勿論、江戸流生もと、家付き酵母で仕込んでいます。
酸度もアミノ酸も豊富でバランスが良いので甘ったるい感じはなく、キレも兼ね備えているという他の蔵では同等の物を捜すのは非常に困難なお酒です。
デザートと一緒に、「へしこ」など、塩辛い肴との相性もGood!
また、意外と「お燗」にされても美味しいですよ!
2023BY酒はアルコール分19°、アミノ酸度8.7です。
※ 時間が経つと共に便底に白い結晶ができてきますが、
お酒の成分(アミノ酸、蛋白質)の結晶です。安心してお飲みくださいませ。
他に「Time Machine 無濾過生原酒 BY別の冷蔵熟成酒」もございます。