南アルプス市で2024年からワイン用に甲州葡萄の栽培を開始した圭子さんの葡萄を使用したワインです。
何故か群雄割拠の山梨で葡萄を作っていながらわざわざ奈良に葡萄を運んできて下さいます(笑)
初年度から糖度も酸度も素晴らしい甲州を作られました。
23年に圭子さんと南アルプス市産の甲州で白ワインの低温発酵での試作を行いましたがグレートヴィンテージであることも手伝って香りもボディもある素晴らしい出来栄えのワインになりました。
今回のペティアンもなかなか良い出来栄えで、南アルプス産甲州のポテンシャルに加え木谷の醸造スタイルと相性が良いと感じております。
ステンレスタンクで通常の白ワインの仕込みですが、果汁段階の澱引きを敢えてスキップしています。
一度発酵完了し、軽く澱を引いた後に補糖し瓶詰め。
味わいは甲州の皮由来の僅かなタンニン、ミネラル、いきいきした酸。
パインアメ、グレープフルーツ、あんず、桃、べっこうあめの香り。
梅肉を使ったお料理と。