奈良県大和郡山市の葡萄農家、中野さんの巨峰を使ったワインも2018年にカタシモワイナリーで仕込んだ甘口から始まり、今年で7年目となりました。
昨今種無し葡萄が持てはやされる中、中野さんは栽培難度の高い種あり巨峰にこだわって栽培されています。
2024年は収穫期に非常に乾燥していて葡萄は例年より小粒、また萎れているものもありより濃厚な味わいとなっています。
手で除梗した粒をセミマセラシオンカルボニックしました。
例年微発泡のペティアンにしますので、瓶詰め前に補糖したところ初期糖度が高いせいか発泡はまだ極僅かでやや甘味程度に甘さが残っています(2024/11/14)
また、完熟した巨峰の低い酸を補うべく2023年の揮発酸の感じられるワインを10%ほどブレンドしています。
このワインを先行でグラス販売したイベントではこのワインばかりを何度も頼まれる方が複数人いらっしゃいました。
ヴィンテージの良さもあり良いワインに仕上がったと思います。
いちごやバナナ、巨峰そのものの香り。
エビチリやブルーチーズ、ドライフルーツ入りのパウンドケーキと。