糖度20度を超したとても良く熟したデラウェアで山形という土地柄もあり酸も申し分ありません。
こんな葡萄が販売用に沢山作れるというのは山形というのはやはり素晴らしい産地だと思い知らされます。
数時間のスキンコンタクト後、圧搾し少しオリを残してデブルバージュすることで葡萄そのもののジューシーな味わいにしました。
普段あまりデラウェアでスキンコンタクトをすることがないのですが、今回は熟した果皮の成分を抽出してみたく敢えてやってみました。
あまりこれまでの木谷ワインにはない雰囲気ですが丁度良いジューシー感とボリュームと酸でクセになる味わいです。
瓶詰め前に補糖することで発泡性を持たせています。僅かに甘味が感じられます(2025年1月29日現在)
パイン、和柑橘、りんご。デラウェアそのもののジューシーな香り。奈良漬けのような発酵食品の香り。
山菜の天ぷら、少しの焦げを活かしたお料理、貝などに。